セントルシアは農業に依存している為自然災害に弱い

セントルシアとは南アメリカ大陸から観て北東方向、西インド諸島のウィンドワード諸島中央部に位置する国家で、首都は島の北西部に位置するカストリーズと呼ばれる町に置かれています。

国土の大きさは淡路島とほぼ同じ616平方キロメートルと非常に小さく、その中に18.2万人の住民が生活をしています。

セントルシアはイギリス連邦と東カリブ諸国機構(Organisation of Eastern Caribbean States)の加盟国でもあります。

東カリブ諸国機構とはカリブ海に浮かぶ国々における経済統合を目指した政府間組織で、その事務局はセントルシアのカストリーズに設置されています。

ハリケーンや地震などの自然災害によって大きな被害を受けた場合などの相互の救援も行う互助組織です。

セントルシアで流通している法定通貨は、東カリブ諸国機構が発行している東カリブドルと呼ばれる通貨で、米ドルとの固定相場制を採用しています。

その為替レートは1米ドルが2.70東カリブドルと等価になっています。

住民の構成は、アフリカ系住民が82.5%、複数民族の混血が11.9%、東インド系の住民が2.4%となっており、複数民族で構成されていますが、宗教的にはキリスト教(カトリック、プロテスタント、英国国教会等)が中心となっています。

公用語として話されている言語は英語となります。

歴史としては、1814年にイギリスの植民地となりましたが、1967年には英国自治領となり、1979年2月22日に独立を果たしています。

外交方針は、東カリブ諸国機構加盟国、バルバドス、米・イギリスを中心とする欧米諸国との関係強化を打ち出しています。

独自の軍隊は保有していませんが、東カリブ諸国機構加盟国とバルバドスの7ヵ国間で設立している域内安全保障システム(Regional Security System)によって国土の安全を確保しています。

主要な産業は、バナナ、ココア、野菜を中心とした農業であり、これらの産物が主な輸出品目にもなっています。

逆に、島では生産や採掘ができない燃料、機械、輸送機器、車が主な輸入品目となっています。輸出入における主要な貿易国は米国、トリニダード・トバゴ、EU、バルバドスとなります。

ただ、農業に依存しる経済状況であるため、ハリケーン等の自然災害や国際市場の価格変動に弱く、現在は国策として観光業を経済の中心に据えるよう転換を進めています。

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